イチロー讃歌(3/12)
イチローは2001年にシアトル・マリナーズに入団、MLBでの活躍が始まった。MLBではケン・グリフィーJrがイチローの憧れの選手であった。2009年には古巣帰りしたグリフィーJrとチームメイトになった。グリフィーJrの日課はイチローをくすぐることだった。グリフィーJrが言うには、そうするとヒットをよく打つからであり、2009年のイチローの27試合連続安打のときには毎日くすぐらなければならなかったので大変だったという。
グリフィーJrは2010年で引退。2016年には史上最高得票率でアメリカ野球殿堂に入った。
イチローがMLBのシスラーの年間最多安打記録を越える時、シスラーの娘さんとお孫さんがイチローを祝福に球場に来ていた情景には感動した。イチローが彼女たちのところに駈けよって挨拶した姿もよかった。偉大な記録を達成することの大変さをよく分っている人達だからこその態度であった。
新しきユニフォーム着て一回転笑つて見せし背番号51
横顔は古武士にも似るイチローが右翼に立てりマリナーズの守備
ホームラン性の飛球をつかみとるスパイダーマン・キャッチと言ふは
シスラーの記録越ゆるかエイミーさんICHI-METERをはじめて掲ぐ
シスラーの娘はすでにおばあさんイチローの快挙に立ちて拍手す
シスラーの娘と孫にかけ寄りてシアトルまでの旅に謝したり
ケン・グリフィーJrを兄と慕ひけり試合のたびにくすぐられても