天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

北鎌倉は紫陽花の時期

東慶寺のイワガラミ(webから)

国道沿いに咲いている紫陽花を見て、久しぶりに北鎌倉の明月院あじさい寺)を訪ねて見たくなった。ところが横須賀線に乗った時点から混んでいて、北鎌の駅に降りて明月院に向かう道も長蛇の列。とても行けそうにない。そこで東慶寺を訪ねて紫陽花、あやめ、イワタバコ,ねじ花などを見た。実はここでの目的は、イワガラミを見てみたかったのである。だが茶店の門口に出ている案内板は、時期がすでに終わっていることを示していた。まったくついていない日になった。
イワガラミは、アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本で、幹や枝から気根を出して高木や岩崖に付着し、絡みながら這い登り、高さ10〜15mくらいになるという。
右の画像は、東慶寺のwebから借用したもの。


     今年もやあぢさゐ寺に人の列
     墨跡展出でてねぢ花見つけたり
     東慶寺崖に見上ぐるイワタバコ
     珍しき紫陽花さがす東慶寺
     公開の時期見過ごしぬイワガラミ


  本堂の裏手に咲くとふイワガラミ今年の公開時期は過ぎたり
  文化人あまた眠れる東慶寺墓をめぐりて名前読みあぐ