天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

サッカー天皇杯

 元旦は昼から、次男夫婦が来たので牡蠣、鶏肉、蟹、椎茸、葱 などをちゃんこ鍋にして日本酒「菊姫」を酌みつつ、駅伝を見た。その後、浦和レッヅと清水エスパルスの試合を炬燵に入って寝そべって見た。年賀状を取りにゆき、出していなかったところに急ぎ追加で書いてポストに出しにいったり、仏の世界の話をテレビで見ているうちに日が暮れた。


   沙羅双樹仏陀やすらぎ逝きたれど悟りに遠き弟子はかなしむ
   御仏の五臓六腑を納めたる菩薩たたせり嵯峨野の寺に
   離れれば離れるほどに仏像の美しかりき神秘まとひて
   アミターユス阿弥陀如来をまつりたる宇治の川辺の極楽浄土
   大和はや病なきことねがひたる薬師如来の瑠璃光浄土

        雪ふるや敦煌に棲む仏たち