天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

ホッケ

NHK-BSプレミアムの映像から

 アイナメ科の魚。北海道、東北地方に多く分布する。他の魚と違い、うきぶくろがない。餌をとらない時は、海底に沈んでいる。海面近くのプランクトンを獲る際には、大群で一斉に上方に泳ぐので、海面から海中に渦が発生し、プランクトンが流れ込む。ホッケはそれを捕食するのである。この現象をホッケ柱と呼ぶ。幼魚をアオボッケ、若魚をロウソクボッケという。漢字では、𩸽を当てる。


  北の市場売れ残りたる一皿のほっけは裸電球の下
                   沖 ななも