イチロー讃歌(7/12)
バリー・ボンズは、現在54歳であるが、MLB史上最も偉大な野球選手の一人と評価されている。MLB史上通算762本塁打、シーズン73本塁打、長打率.863、出塁率.609、史上唯一の500本塁打500盗塁など。ただ薬物疑惑がつきまとい、アメリカ野球殿堂入りはすんなりいかないようだ。日本選手との交流は良好で、新庄剛志、斎藤隆、岡島秀樹、松井秀喜、松井稼頭央などと親交があった。イチローの実力も高く評価し、ピート・ローズより上だと言っている。日米野球で4度来日。
2015年12月、マーリンズのマッティングリー監督が、ボンズをマーリンズの打撃コーチに指名した。ただその就任期間は、1年間にすぎなかった。
イチローの五打席四安打一四球語り継がるるゲームとなりぬ
自動車のデトロイトに来て四安打 三千本まであと十二本
ヒット打ち一塁に来しイチローの肩を抱きけりカブレーラの腕
二千九百九十本目のヒット球ボンズ・コーチが手渡しにけり
イチローに来しこと告ぐるエイミーさん 「AREA 51」の看板かかげ
一塁へ駈け行く三・七秒は五年前より早しと言へり
あと二本マッティングリーはイチローの先発予告を決断したり