天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

Shohei Ohtani(1)

ブルージェイズ戦二日目9回表のヒット

日本時間5月23日から、大谷翔平のエンジェルスは、ブルージェイズとの三連戦にカナダのトロントに遠征することになった。トロントの次はニューヨークでヤンキースとの試合が待っている。大谷にとっては、MLBに入って初めての東部地区への遠征になる。ブルージェイズとの初日の試合は、5番DHで打者に立ったが無安打に終わりチームも負けた。次の日の第二試合でも5番DHで8回までは無安打、ブルージェイズに2点の差をつけられていた。9回表に一死満塁で大谷に打順が回ってきた。そこで大谷はバットを折りながらも右中間にヒットを打ち、2人の走者を帰し同点とし、自身も初盗塁、後続の打者が更に2点を加えて勝ち越した。9回裏に1点取られたが、5対4でエンジェルスが逃げ切った。大谷の真価が発揮された息詰まる試合であった。この日の大谷は4打数1安打、打率は3割をキープしている。翌三日目の試合では、やはり5番DHとして二塁打2本を打ち、3打数2安打、2四球また盗塁も。チームは8対1で大勝した。
以下にブログ「これぞショータイム!(続)」以後の活躍をまとめておこう。


  スプリット、フォーシームもておほかたの試合を制すはや三勝目
  最強の打者を二番におくといふDHにして二番大谷
  二番打者大谷なれどノーヒット バーランダーは完封なせり
  見るのみの生き甲斐なれば大谷の不調なるとき不安はつのる
  一日を気分あかるくすごしけり投手大谷の勝利せし日は
  とび起きてテレビの前に手をたたく打者大谷のホームランには
  中継ぎの投手打たれて大谷の勝利消えたり悔しかりけり
  初めての東部遠征飛行機と時差に疲れて眠たかりけり
  球場の打撃練習大谷の放つ飛球は特大にして
  初日には5番DHで打者に立ち無安打なりきブルージェイズ
  二日目は9回表に満塁でヒットを打ちて勝利もたらす
  わが国のメディアこぞりて速報す打者大谷の適応力を


[注]今後、大谷翔平の活躍について取り上げる場合のシリーズ名を
  「Shohei Ohtani(No.)」とします。