郡山城跡(1)
夏休みに、広島県安芸高田市吉田町にある郡山城跡に登ってきた。歴史民俗資料館に入ってもらった入館券には、郡山城跡について次のような説明がある。南北朝時代、安芸国吉田庄の地頭職として定着した毛利氏が、その勢力を拡大していくなかで、一貫して本拠とした山城。はじめは郡山東南のひとつの尾根に築かれていたが、毛利元就(1497〜1571)の時に全山に拡大された。
城域は、東西約1.1km、南北約0.9kmで、南側の麓には内堀が巡り、城内には270段余の平壇や、大通院、洞春寺、常栄寺、満願寺などの寺院も建立されている。城下には、祇園縄手、香取縄手、たて縄手などの道路が整備され、三日市、六日市などの市と町が形成された。
この山の中腹から城下の方向を見ると毛利と尼子との決戦場が下図のように遠望できる。
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/ 青山 \ / 光井山 \
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古戦場跡
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〜〜〜〜〜多治比川〜〜〜〜〜〜〜〜
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