天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

桜狩りー県立三ツ池公園

三ツ池公園にて

京浜東北線鶴見駅から新横浜駅行きのバスに乗り、三ツ池公園北口で下車。下の池、中の池、上の池の周辺を一周して桜や辛夷、桃などの花々の景観を楽しんだ。
神奈川県立三ツ池公園は、三つの池とそれを取り囲む樹林によって構成される面積約30ヘクタールの公園である。三ツ池は江戸時代に灌漑用水池としてつくられたもの。湧水の池で、鯉、鮒、クチボソ、鰻などが生息する。ただ外来種の亀(ミドリガメカミツキガメ)などが増えて駆除に苦労しているらしい。見かける水鳥には、コガモカルガモオナガガモコサギカイツブリキンクロハジロの6種。桜は1500本を数えるという。


  下池の縁にたたずみ枝はれる染井吉野はいま花ざかり
  三ツ池の中池越えておさまれる白、うすみどり、うすべにの景
  三ツ池の池をはさみて花咲けりかさなり見れば豪華絢爛
  三ツ池に数を減らせる在来種外来種との混血いかに
  三ツ池に棲む水鳥は六種類前にさはぐはキンクロハジロ
  さくら咲くこの国なれど忖度を禁止し得ざる国会議員
  忖度がなくて困るは議員たち口利きならずちから半減