天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

猿子(ましこ)

NHK BSテレビ映像から

 アトリ科の鳥の総称。北海道と青森県の草原で繁殖し、冬に南下して高原や低地の林にすむ紅猿子が一般的。ピッポピッポと囀る。


  駒鳥は大きくまし子は小さく飛ぶ数もて来る尾長やかまし
                     土屋文明
  紅梅は散りて二、三を残すのみ花の精めく紅猿子(ましこ)
  来てゐる              石川不二子


 右上の画像は筑波山に棲む萩猿子(はぎましこ)。