2016-12-27 坐禅草 サトイモ科の多年草で、本州、北海道の湿地に生える。四、五月頃に楕円形の肉穂花序をつける。花序と仏炎包の形が僧の坐禅姿を想わせる。名前の由来である。だるま草とも言う。ただ全体に不快な臭気がある。花言葉は「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」。 水鏡暮れてゆけどもだるま草 阿波野青畝 打ち伏すものけぞるもあり座禅草 青柳志解樹 ひそやかにさ霧の中に咲き過ぐる座禅草の花に心寄せゆく 林 光雄