天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

伊丹十三映画の影響

 現在、BS放送で伊丹十三監督の映画作品を放映している。「マルサの女」を見て驚いた。北野武監督「座頭市」の作り方をすぐに連想したからである。バックに流れている音楽のリズムと影像の流れにそれを顕著に感じる。北野監督は伊丹監督作品を詳細に分析し、その良さを十分に理解し、それをより鮮明に「座頭市」で表現したように思える。北野武監督の映画手法に関する評論はないものか? でもこの分野に踏み込むと映画のDVDを買い集めて見ることになるので、大変だ。