2008-06-14 日光黄菅 ニッコウキスゲ。本州中部以北の高原の草地で見かけるユリ科の多年草。栃木県日光の戦場ケ原に多く自生しているところから、この名がついた。また禅庭花(ぜんていか)の名前もあるが、これは多く咲く戦場ケ原を中禅寺の庭に見立てたことからきているという。初夏、オレンジ色のユリに似た花をつけ、日中に開いて一日でしぼむ。Hemerocallis(ヘメロカリス)という名前は、一日だけの美を意味するギリシャ語からきている。 季に早く南斜面の草中に黄にきらめくは日光黄菅 大越一男