天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

七福神

鎌倉市の七福神案内

 元日から七日までの間に、七福神(恵比須、大黒天、毘沙門天、福禄寿、弁財天、布袋、寿老人)を祀ってある寺社を次々に巡り歩いて参拝する。室町時代七福神に仮装した風流行列が出てきた。江戸時代にますます盛んになり、その変形として正月に七福神のそれぞれを持つ寺社をめぐる行事になったらしい。江戸時代からある町には、それぞれの七福神があるようだ。この近くでは、鎌倉、藤沢である。但し、江ノ島の弁財天は共通にしている。


      七福神詣妻子を急がせて        安住 敦
      七福神めぐり了(をは)んぬ日和得て  水原秋櫻子
      七福神詣の一歩雪踏んで        能村登四郎