2010-01-11 書初 かきぞめ。周知のように、新年に初めて毛筆で字を書くこと。俳句では新年の季語。傍題に、筆始、試筆、吉書。絵を描くことでもよい。 大津絵の筆の始めは何仏 芭蕉 書初やあたらしき墨匂ひだす 新谷ひろし 雪置きて山高く見ゆ筆始 秋山幹生 海の子の海の一字の筆始 野上飛雲 師に侍して吉書の墨をすりにけり 杉田久女 をさな子がおさかなと書き筆始