天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

箱根駅伝

復路の先頭:東洋大

 一月二日、三日は毎年、この駅伝を東海道の宿場で観ている。今年は、往路を鉄砲宿、復路を藤沢宿で沿道に立って見た。箱根駅伝の見どころの一番は、往路の箱根山越えである。この区間記録が毎年のように更新されているのには驚くほかない。
 箱根駅伝の正式名称は、東京箱根間往復大学駅伝競走。大学別に各10人の走者が往復約200km、高低差約800mの東海道箱根路を襷リレーで走る。1920年に始まった。その時の参加校は、わずか4校であった。ただ、1941年、1942年、1944年、1945年、1946年は戦争などの事情で中止された。
 この駅伝を詠んだ歌人を知らないので、3年前のわが歌をあげておこう。


  玉くしげ箱根を越ゆる駅伝の区間記録のまたあらたなる