天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

飲み過ぎだよ!

8年もののワイルド・ターキイ

 6月の短歌人・横浜歌会の題詠「ボトル」では、次の詠草を提出した。

  四日とはもたぬボトルのバーボンはわが晩酌の「野の七面鳥


出席者には、「ワイルド・ターキイ」のことだと直に判った。今となっては夢のような遠い話になるが、バーボンのワイルド・ターキイを愛飲するようになったについては、次のような経緯がある。米国カリフォルニアのさるホテルのバーで、スコッチ・ウィスキーを舐めながら、横にいた米国の退役軍人らしき年配の人に、あなたならどんなウィスキーを推薦しますか、と尋ねた時の答えが、「ワイルド・ターキイ」であった。その時には、このバーボンを注文して飲むことはしなかったが、後日、試しに「ワイルド・ターキイ」を買って飲んでみた。確かにうまかった! 下手に高価なスコッチなど買うより、ずっと割安なのだ。それ以来、「ワイルド・ターキイ」は、わが愛飲メニューのアイテムになったのである。
 以下に、このブランド名の由来を、箱についていた説明から引用しておこう。
ワイルド・ターキーのブランド名は、往時の蒸留所オーナーが、彼の趣味であった野生の七面鳥狩りに行った際、自慢の101プルーフ(アルコール50.5度)のバーボンを、ハンティング仲間にふるまった所、懇願されるほど好評を博したことにはじまります。」

ただ飲みすぎると、顔が七面鳥のように七変化するので、注意すること!