天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

わが愛飲酒

わが書庫におくテキーラ

わが好みの酒類は、年と共に変遷している。それはビール、日本酒、ウィスキー、焼酎、ウオッカテキーラ といった順序である。ワインは、ボージョレヌーヴォーが出る時期に、たまに飲む程度である。基本的に醸造酒よりも蒸留酒の方が体に適すると思った時期から、日本酒やワインから遠ざかった次第。感覚的には、酔いの残留が醸造酒よりも蒸留酒の方が軽いのである。
テキーラ以外の酒の原料は米類、麦類、トーモロコシ、イモ類などで共通している。テキーラの原料が龍舌蘭ということは、飲み始めてから初めて知った。若いころは、ウオッカテキーラはアルコール度数が高すぎて、とても飲めたものではないと思っていた。ところがウィスキーの度数とほとんど同じであることを知ってからは、旨さに惹かれて愛飲するようになった。
なお日本酒については、冷やして飲める大吟醸なら現在も時たま飲んでいる。ただ値段が高くなる。


  早春の菜の花畑と富士を見てこの国祝し「獺祭」を飲む
  焼酎にウォッカテキーラ、ウィスキー一瓶ごとにメニューはめぐる
  テキーラの人気上がりて原料の龍舌蘭は盗難に逢ふ
  ラム酒漬けレーズン入りのチョコレートいまに食べ得ず理由は不明