2010-08-21 蓮の実 蓮の花が散ると、中心の花托は蜂の巣状になる。ここから蓮の古名の「はちす」が由来した。その穴の中に種子(実)ができている。種子の寿命は驚くほど永く、1000年以上経ってから発芽した例もあるという。なお当然ながら地下茎が蓮根になる。子供の頃、蓮の実を取って、生のままで食べた。なかなか旨かった。 蓮の実の飛びし音など母の家 佐伯尚子 鑑真の寺の蓮の実飛びにけり 塩谷 孝 枯れのこる浮葉の上に蓮の実の飛ぶ音寒し冬や来ぬらむ 落合直文