2010-12-23 杜鵑草 ユリ科の多年草で、本州から九州の山地にはえる。花の斑模様が、鳥のホトトギスの胸毛の斑点に似ていることろから、この名がついた。ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギス、キバナホトトギス、チャボホトトギス、タマガワホトトギス、ジョウロウホトトギスなど、びっくりするほど多彩である。 ほととぎすわが窓下に幽かなる花をつづりぬ細き枝ごとに 山本友一 されば世に声鳴くものとさらぬものありてぞ草のほととぎす咲く 安永蕗子 杜鵑草(ほととぎす)すがるる壺を片よせて「生きた遺言書 (リビング・ウイル)」に署名なしたり 雨宮雅子