天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

噴水2

東京に向かう朝の湘南ライナーの中で思案を続ける「噴水」の歌。

   噴水のしぶきに小さき虹たてり港の見える丘公園 
   噴水のしぶきに濡るる赤き薔薇外国航路の白き船見ゆ


横浜歌会の題詠「走る」には、

   かなたなる虹つかまむと10年を走りつづけし敷島の道

もっと感慨を込めるなら、
   かなたなる虹つかまむと十年を走りきたれど 敷島の道