天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

噴水1

「噴水」の題詠を電車の中で思案している。

    がうがうと地底をはしる熱湯の噴き出づる海熱海といへり
    がうがうと地底をはしる熱き湯の時に噴き出づ熱海駅
    伊豆山の地底深きにわだかまる熱き湯噴けり走り湯の口
    高々と湯を噴き上ぐる力あり間欠泉は諏訪湖のほとり


バスの窓から。

           紫陽花や雨具着けたる犬連れて