2007-12-09 短歌朗読(2) 披講の初期練習には、次の「君が代」が使われるという。 君が代は千代に八千代にさざれ石の いはほとなりてこけのむすまで 「読上」「甲調」「乙調」「上甲調」というそれぞれの形式にのっとって練習する。『和歌を歌うー歌会始と和歌披講』についているCDには、君が代や古今集、新古今集、歌会始からとった例歌につき、これらの詠い方が録音されている。これが和歌の世界でいう歌なのであった。さまざまな古代楽器を使う雅楽などとは全くちがう。